瞑想猫のブログ-2006.5.5 米ニュージャージー    瞑想猫のブログ

2006.5.5第二次UPFツアー     2007.5.4 天宙平和神文明 大阪大会当日

 

訓読家庭教会を大きく勝利されたhosea184さんのブログ(ヨシュアの天国を創ろう! 私のブログの1番目のブックマーク)は、原理の核心を的確に指摘されており大変参考になるものです。ここで、御言に裏付けられた『アベルの意味』について、アベル教団が本物のアベル教団であるために常に心掛けておくべきことについて、押さえておく必要性を強く感じるに至り、一部を紹介させて戴きたいと思います。

http://blogs.yahoo.co.jp/hosea184/folder/1038518.html

(Yahooのブログが閉鎖されたために、閲覧できなくなってしまいました・・・ 残念です)

 

1987年2月に語られた御言「責任分担完成と真の愛」は、アメリカの50州責任者それぞれに、アベル(父母の立場)としての心得を説かれたものです。父母様を相続する立場で、神様の体を持った者として自覚し、神様の父母の心情に近づくように生涯を通して謙遜に意識し続ける。御言にあるように、カイン圏(恩讐)に対して父母の心情で対し愛することこそが統一思想の出発基点です。一朝一夕に成すことのできない大変難しい世界ですが、父母の心情に関する御言を毎日のように訓読するなどして、理性で強く理解し、感情に流されて忘れることがないようにしておかなければなりません。

平和大使、氏族メシア、アベル教団の一員・・・ 長子権復帰されるべき既成基督教会(反対牧師)、有田芳生さんなど、カイン圏に対してアベルの立場を背負っている者として、それぞれが理解しておくべき重要な内容であると思います。

 

●アベルとして立つための条件が内的蕩減条件です
位置が与えられると、最初からアベルと思ってしまっています。アベルとして、カインの前に立つためには、条件がいるのです。内的蕩減条件、縦的蕩減条件アダムの位置の復帰ともいいます。「神様の愛と一つになった縦的基盤」とも言われています。内的蕩減条件がないと、讒訴条件があるために、アベルはカインを自然屈服できません。長子権復帰をするためには、必ず嘆息圏を勝利して、内的蕩減条件を立てる必要があります。しかし私たちは、往々にしてそのことが理解できないので、ほとんどの人が嘆息圏を嘆息してしまいます。嘆息圏を嘆息しないで神様を求め、カインを愛する闘いができるのは人間しかいません。天使レベルから脱却して人間になっていくための役事とも捉えることができます。嘆息圏が来ると天使レベルの意識では「災いがきた。サタンから守られなくては」とか「環境のせいだ。カインのせいだ。」と嘆息したり、怨讐視して、この世の善悪の価値観で裁いてしまいます。また、神様を求めず、助かりたいために組織内のアベルだけを求める人もいます。対象となるカインのアベルになるためには、必ず「嘆息圏を嘆息しない。怨讐を怨讐視しない。絶望圏を絶望しない」で、絶対的に神様を信じていく闘いが必要です。

 

●内的蕩減条件がなければカインアベルが成立しない
内的蕩減条件が成立していなければ、サタン分立していない中間位置の状態で、カインに対していることになります。位置関係だけでアベルだと考え、カインを無理に屈服させようと一生懸命になっても、内的蕩減条件の成立が不十分で、自然屈服させることはできません。ヤコブがアベルとしてエソウに対することができるまで、21年かかりました。僕の僕からスタートし、神様(父母)の心情圏と一体レベルになって初めて「本然のアダムの位置の復帰」がなされて、アベルとしてカイン圏が認定してくれる。
後天時代の今は、子女の責任分担時代です。カナン定着時代なので、許しがなくなってきました。荒野路程の時代のように、真の父母様がサタン屈服されるだけの時代とは違い、今は、私たちもサタン屈服をする時代です。つまり、子女(相続者、氏族メシア、天一国主人)としての原理的なアベルカインを勝利しなければならないと思われます。サタンを屈服して、愛を復帰して、御父母様の勝利圏を相続することと、世界摂理は、二重目的になっています。

 

●祝福家庭(アベル)にあるべき父母の愛とは

☆父母は子供を愛するのに自分を主張せず、自分がない立場で子供を愛するのです。父母は権限をもって、いつも堂々とした立場で子供を愛するのではありません。
父母は自分を犠牲にしても子供が立派に育つことを願います。父母は変わらない愛の主人です。
父母という存在は、子供が千態万態に変わってどのようなことをやっても、子供のためにという心だけは変わりません。ですから変わらない父母の愛は貴いのです。

 

☆父母の愛をなぜ尊重視するのでしょうか。見返りを願わず犠牲になるからです。そこでは、ある結果を願わないのです。それで満足し、それで幸福だというのです。与えることで幸福だというのです。すべてのものが、もらうことによって幸福なのではありません。与える者が、もらう者より福があります。なぜ福があるのでしょうか。神様の側を身代わりできるからです。(真の愛 3.父母の愛 父母の愛は本質の愛である)


 

☆父母の立場に立ったならば、アダムの立場を蕩減復帰して縦的な基盤をつくり、カイン・アベルを分別するために、アベルの側に立って道を整えてあげるのです。これが原則です。原理観なのです。これが今までできなかったのです。分かりますか?ですから、あなた方が州の責任者であるならば、州における父の立場になるのです。それはアダムの立場です。ではどのようなアダムの立場かといえば、責任分担を果たして、神の愛を連結して、サタン世界を屈服させる使命も持った父の代身の立場であるということを知らなければなりません(「責任分担完成と真の愛」 1987.2.4)

 

☆「神様と一体である」その時になることを知って訪ねていくのです。ただでサタン世界が退くとでも思っているのですか。ただ天と地を占領すればサタンが譲るとでも思うのですか。どうすることもできない(父母なる神様の愛)原理、原則にぶつかったために、サタンは退くのです。あなた方もこれを見習いなさい。あなた方も分かりましたか?ここにいる皆さんがアベルですか?アベルとは父母なる神様と一つになって、父母の心と生活に通じていなければならないのです。(「責任分担完成と真の愛」 1987.2.4)

 

☆まず縦的基盤をアダム的な代身存在をたてて蕩減復帰しなければならないのです。アダムの立場を復帰できる立場に立てた上で、次にカイン・アベルを復帰しなければなりません。カインがアベルを屈服させたので反対にアベルがカインを屈服させるためには、アダム自身がこれを代身しなければならないのです。蕩減した神圏的愛をもった(僕の僕→僕→養子→庶子→実子→母→父→神 八段階心情路程を経た)アダム代身存在の立場において、サタンを屈服させなければなりませんそのように責任分担を完遂した立場に立って、神の愛の圏内を占領するのです。(「責任分担完成と真の愛」 1987.2.4)

 

アダムの責任者の立場となれば、サタンからいかなる迫害にあっても神様の立場に立って考えなければなりません。神様の体を持った息子としての権威をもち、神様を愛することにおいては不動で絶対的であらなければばなりません。皆さんがその環境を勝利することによってのみ、アベルとして立つ蕩減条件を立てることができ、反対するサタンを屈服させることができるのです。中心となる父母の立場、アダムの立場がないのに子女が出てくることはできません。横的カイン・アベルを蕩減する道がないのです。内的蕩減条件、まず縦的なアダムの立場が設定されて、その責任分担を完成し、神の愛の圏基盤を中心としたそこに連結された横的基盤を受け継いでこそ、カイン・アベルの問題が解決されるのです。カイン・アベルが横的蕩減路程であり、これが縦的蕩減路程です。これをはっきり知らなければなりません。(「責任分担完成と真の愛」 1987.2.4)

 

サタン世界で僕の僕から段階的に勝利した条件がなければ、父母の立場に上がってくることはできないのです。ただで上がってこれるのではありません。内的蕩減条件です。内的蕩減条件とは、責任分担と真の愛(完成)です。そのようになって初めてサタンが分別されるというのです。アダムの立場において、僕の僕→神様レベルへ勝利の縦的八段階蕩減条件を立てたその人は父母の立場であり、神の立場であります。完全に一つになったその息子は、アベルの立場になるのです。(「責任分担完成と真の愛」 1987.2.4)

 

☆あなた方は、これから任地に戻ってから「あなたはカインで、私はアベルである」ということを言ってはいけません彼らよりも熱心に活動し、彼らから尊敬を受けるようになってから言えることなのです。その時になって、初めて「自分がアベルである」と言えるのです。。(「責任分担完成と真の愛」 1987.2.4)

 

アベル平和UNが国連よりも上なのですか? (聴衆「はい」)
私は、そのようには思いません。彼らを教育し、争わず、気分を損なわせず、上にいる自分達が下にいる者を理解して和合し、自動的に返還されてこそ復帰が成されるのです、そうしなければ、(長子権)復帰できないようになっています。
2008年神の日記念礼拝説教より  ファミリー2月号)

※既成教会、有田さんなどに対しても同じことが言えると思います。

 

アベルはカインを愛さなければいけません。愛で自然屈服させなければいけません。血と涙で愛する立場に立たなければいけません。誰よりももっと高い愛を与えなければいけないのです。そうでなければ屈服させることができず、復帰ができないのです私たちは既成教会のために、大韓民国のために、北韓のためにそのようにしなければいけません。それで先生が今北韓のために祈祷しているのです。(34-283 天聖経P1140 礼節と儀式 3章9-2)

 

原理的な立場ではアベルが中心です。この中心の中には神様が入っていらっしゃらなければいけません。ところで、皆さんはアベルになりましたか?神様に従順に従って一体にならなければなりません。(34-45 天聖経P1141 礼節と儀式 3章9-3)

 

サタンも、人類を救おうという神様の愛の前には、讒訴出来ないのです。父母の愛を通じては、悔い改める者を許せない法がありません。 それで、その様な心情を通じて、地獄迄も解放しなければなりません。それが真の孝行者として行くべき道ではないでしょうか。それで統一教会では、地獄迄も救おうと言うのです。何故でしょうか。それは、神様がその様なお方だからです。

 

☆人間が死んで地獄に行くのを見る時、神様は永遠に生かしてやりたくて、やきもきするのです。そうすべき父母の立場で責任を果たすのであって、「えい! 皆掃いて捨ててしまおう」と言えば、父母の立場に立てはしないのです。それ故、地獄迄解放しなければならないという論理が成立します。(地上生活と霊界 4-1-5)

 

神様は怨讐をたたき殺すのではなく、怨讐を愛したという条件と、怨讐であるサタンに対し、アダムに代わる立場に立った人として愛したという条件を立てなければなりません。迫害を受けながら涙と血の汗にすべて打ち勝って、耐えに耐えて自然屈服させて、神様の愛を抱いて戻ってきて初めて祝福を受けることができるのです。そこでサタンは放してくれるのです。「あなたはこれから天国へ行くことのできる子女となれる」という公認を受けなければなりません一番最初に誰がサインしなければならないかというと、サタン(カイン圏)がしなければならないのです。(天聖経 p1284 罪と蕩減復帰 3-4-1長子権復帰)

 

(次の御言は、はっきり言って、非常に難解な御言です。ゆっくりと理解しながら訓読されることを願います)

「責任分担完成と真の愛」 1987.2.4

蕩減条件の成立
今回新たに州の責任者が変わり、私たちは新しい体制を中心とする新しい方向の新しい活動をしなければなりません。これが先生の考え方です。なぜそうしなければならないかというと、これまでの州の責任者たちは、統一教会の責任者としてのはっきりした観が確立されていなかったからです。州の責任者は父母の立場を代身したものですから、自分の下にいるすべてのメンバーを子女として育てなければなりません。そのように思った時、誰が最も努力しなければならないのかというと、父母の立場において子女を育てていくすべての生活は父母が責任をもち、活動の先頭にも父母が立っていかねばなりません。そして子女がその父母の伝統を受け継いで平行的基盤を設定できる時までは、全責任を父母がもつのです。皆さんが復帰摂理の基盤を築いていく中で、統一教会を中心として見た時に、それは蕩減復帰の路程を経てこそ基盤がつくれるのであって、そのままでは基盤はつくれません。ではその蕩減という条件は何をもって立てるのですか?蕩減条件を立てて何をしようとするのかという目的がはっきりしていなかったのです。これをはっきり知らなければなりません。復帰路程において、個人復帰、家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙復帰、神の愛の復帰までの八段階を経ていくということは、もしアダム・エバが堕落していなかったならば、そのまま完成するはずだったのですが、歴史時代を見ると、それが僕の僕にまで落ちてしまったのです。そこで、一度に上がってくることができず、段階(僕の僕→僕→養子→庶子→実子→母→父→神)を開拓しながら連結してくるこの過程において、必ず蕩減条件が必要となったのです。これまでの歴史を誰が動かしてきたのかというと、サタンが動かしてきました。まずサタンを屈服させなければ神様は入ってくることができないのです。神様の領土がないのですサタンの領土からサタンを屈服させることのできる蕩減条件を(アベル圏が)立てなければ、神の領土が拡大されず、神様が活動できる基盤がつくられないのです。サタンを屈服させなければなりません。アダム・エバが堕落することによりカインがアベルを殺してしまったという、この二つの条件のためです。この二つの条件のゆえに、完全に縦的な支配と横的な支配を受けるようになったのです。霊界までもサタンが支配しているのです。

 

蕩減条件を立てるためには、まずアダム的な代身存在がなければなりません。これは何の蕩減かというと、アダム代身存在を通して蕩減するということは、アダムが堕落した縦的基盤を蕩減復帰しなければならないからです。アダムの立場を復帰できる立場に立って、次にカイン・アベルを復帰しなければなりません。カインがアベルを屈服させたので反対にアベルがカインを屈服させるためには、アダム自身がこれを代身しなければならないのです。二つの使命を果たさなければならないのです。
サタンをどのようにして屈服させるのかというと、蕩減条件を立てる立場においては、アダム代身の存在となって、堕落したアダムではなく、アダムが失ったサタン圏的愛でなく、蕩減した神圏的愛をもったアダム代身存在の立場において、サタンを屈服させなければなりません。そのように責任分担を完遂した立場に立って、神の愛の圏内を占領するのです。サタンは責任分担未完成と、サタン圏的愛の基盤を中心としての世界を占領する版図になっているのです。これを本然の基準における神様を中心とする、責任分担を完成した実力をもった資格者として、責任分担を完成したアダムの立場においての結果主管圏と直接主管圏の愛の基盤を中心として、サタン側の愛を中心とする人々よりも、自分が神側の愛に立ったという条件を立てることによって分別が始まるのです。ここにおいて蕩減条件が成立されるのです。

 

・責任分担完遂の実力と神を愛する力
ですから、サタンは自分の支配している環境でのあらゆる謀略、あらゆる中傷手段を使ってこれを切ってしまおうとするのです。しかし、その環境を克服して、人間が責任分担を果たすためにはどれほどの困難があろうとも、神様を代身する、アダムが失った責任分担を捜し出さねばならないということは間違いのないことです。これは永遠なるものです。そして、神様を愛することにおいては誰が何と言っても神様を愛し貫くという基準を立てなければ蕩減が始まらないのです。何の話か分かりますか? (はい)。
ですから、。アダムの責任者の立場に立ったならば、私は責任分担を絶対に完遂するという、いかなることがあっても微動だにしない神の息子としての権威をもって、サタン圏内の愛を中心として情的にいくら誘惑してきても、いかなる力をもって反対してきたとしても神を愛することにおいては不動であり、絶対的であらねばなりません。このようにして迫害を一度、二度、三度と受けながら峠を越えていけば、反対をした後には必ず、そこから二つに分かれてしまうのです。皆さんがまずアベルの側に立てるようになり、その環境を勝利することによってのみ蕩減条件を立てることができ、その環境から反対するサタンを屈服させることができるのです。それで蕩減条件を立てサタンを分別させるためには何が必要かというと、それは責任分担完遂の実力と神を愛する力です。このためにはサタンが迫害し、いかに自分を攻撃してきても、神様の立場に立って考えなければなりません。そして動揺しない時、サタンがいかに打ってきても不動なる時には、サタン自らが離れなければなりません。このようにしてサタンを分別するのです。

これが決定されていないと、カイン・アベルを蕩減する道がないのです。まずアダムの立場が設定されて、その責任分担を完成し、神の愛の圏基盤を中心としたそこに連結された横的基盤を受け継いでこそ、カイン・アベルの問題が解決されるのです。カイン・アベルが横的蕩減路程であり、これが縦的蕩減路程です。これをはっきり知らなければなりません。そこから横的な面におけるカイン・アベルを中心としての蕩減復帰がなされるのです。中心が立っていないのに父母のアダムの立場がないのに子女が出てくることはできません。ですから、これを完全に立てることによって、その基盤のもとでカイン・アベルの蕩減路程が始まるのです。

 

・アダムの立場
サタンを縦、横に分別するのはなぜかといえば、内的な縦的蕩減条件と外的な蕩減条件を立てるためです
外的な蕩減条件とはカイン・アベルの蕩減条件であり、内的な蕩減条件とは責任分担を中心とする神の人を中心として、迫害を受けているすべての環境のサタン圏支配圏と、サタンの情的環境を完全に克服してそれを除去できるようになることです。その時、神側の出発ができるのです。これが原則です。皆さんが、もし勝利した基盤をもって村に行くならば、たとえ、サタンが反対してきても克服させることができ、そして食口ができれば、いつでもついてくるからです。内的基準は勝利と共についてくるのです。ですから、アダム的な責任アベル的存在としてアダムの父母の立場に立って、両者を合同させて影響を及ぼすことができれば環境が早く分別されるのですそれは内的基準を果たした人は、どこにおいても先頭に立って開拓の使命者として根を下ろすことができるのです。その環境を早く開拓できるのです。何の話か分かりますか?もし、アベル的な存在を攻撃したとしても、父母の立場を勝利した縦的基盤を中心として、父母と相談するならば、すべての環境がきれいに整備されるのです。これが原則です。これが蕩減復帰の原則なのです。サタン分別、発展の原則なのです。分かりますか、何の話か分かりましたか? 今までこのことが混乱していたのです。内的蕩減条件を立てなければ、サタンを分別できるアダムの立場を復帰することはできません。外的蕩減条件を立てなければ、外的カイン・アベルを侵犯した環境を分別することができません。これさえ分別すれば、神のみ旨は成就されるのです。今や、サタン支配圏内が完全に神の圏内に入ってきたので、何でもできます。

 

・先生の立場
このことのために、全世界のキリスト教文化圏を中心に神が2000年分立してきたのです。個人、家庭、氏族と分立しながら、カインとアベルが父母を知らなかったため、イエス様を父母の立場においてカイン・アベルを分立して、世界的版図としてつくってきたのが今の現世界です。そこで父母が来られて、その父母を中心として一つの勝利圏をつくり、アベル圏を連結すれば、カイン圏は自動的に分立されるのです。ですから問題はありません。
それで再臨主が来られることを願うのです。再臨主が来られてすべてが成就されるのです。では再臨主は何の権威をもって来られるのかというと、神の間接主管と直接主管を連結することのできる、愛を中心とした世界的な責任分担の完成者として来られるのです。責任分担を遂行した完成者として来られるので、責任分担を成した父母の立場として来られ、アベルと一つになってカイン世界を動かすことにより問題は収拾されるのです。これが原理であり公式なのです。分かりますか?これまで、この公式がはっきりしていなかったのです。このようにして、父母の立場に立ったならば、アダムの立場を蕩減復帰して縦的な基盤をつくり、カイン・アベルを分別するために、アベルの側に立って道を整えてあげるのです。これが原則です。原理観なのです。これが今までできなかったのです。分かりますか?ですから、あなた方が州の責任者であるならば、州における父の立場になるのです。それはアダムの立場です。ではどのようなアダムの立場かといえば、責任分担を果たして、神の愛を連結して、サタン世界を屈服させる使命も持った父の代身の立場であるということをしらなければなりません。


完全にアダムが主管することができてこそ、アダム圏が完成するのです。でなければアダム圏が完成できません。このように食口が増えれば、カイン・アベルの外的世界に自分の立場を定めて、アベルを中心として一つとなって、カイン・アベルの争いの舞台で原則を適用しつつ、分別させていくようになっているのです。ただでできるものではありません。これはサタン世界の底辺にあるので、一度に引き上げることができないのです。
一段階、一段階、個人復帰から家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙、神復帰までの八段階を上がっていくのです。個人を縦的に見ると、僕の僕→僕→養子→庶子→実子→母→父→神までの八段階です。内的蕩減条件、外的蕩減条件は同じなのです。
個人→家庭→氏族→民族→国家→世界→天宙→神、これらは外的蕩減分別の環境なのです
それから僕の僕→僕→養子→庶子→実子→母→父→神、これは内的蕩減分別路程です。
分かりましたか?これは何かというと、そのような縦的蕩減条件をサタン世界に全部立てたので、サタンがいくら攻撃しようとしても攻撃できない条件なのです。

 

・内的蕩減条件と外的蕩減条件
先生自身が僕の僕から、僕、養子の扱いを受け、庶子の扱いを受け、実子の扱いを受けながら蕩減復帰してきたのです。さらには母の復帰をしなければならないし、アダム(父)の復帰をしなければなりませんでした。男性として最高の立場に、また女性としての最高の立場になったという、サタン世界で僕の僕から段階的に勝利した条件がなければ、父母の立場に上がってくることはできないのですただで上がってこれるのではありません。
分かりましたか?なんの蕩減条件と言いましたか?内的蕩減条件です。これから講義する時には、このことをはっきりと教えてあげてください。内的蕩減条件とは、責任分担と真の愛(完成)です。そのようになって初めてサタンが分別されるというのです。外的蕩減条件とは父母と一体化した、神と一体化した立場であります。アダムの立場において、僕の僕→神様レベルへ勝利の縦的八段階蕩減条件を立てたその人は父母の立場であり、神の立場であります。完全に一つになったその息子は、アベルの立場になるのです。

ここでまた反対が起こってくるのです。それは個人的、家庭的、氏族的、民族的、国家的、世界的な反対です。これを収拾していかねばなりません。それでアベルと一体となったアベル圏によって、カインを収拾するのです。(神様と一体になった)父母が決定されているので、サタン世界が一度だけ反対することはあっても、歴史的には反対できないのです。全部が後退するようになっているのです。
 
 州の責任者たちはこのことをはっきりと知って、今までやってきたのですか?蕩減復帰としてのカイン・アベルの話をしてきた結果が、今どうなったのですか?それだからいまだに伝統が立っていないのです。しかし、伝統の確立のためにこれらのことをやってきたので、あなた方の伝統が確立できなくても、今や世界の蕩減復帰まで上がってきているのです。このような父母の伝統の下で、僕の僕→僕→養子→庶子→実子→母→父→神と。八段階のこの縦的なサタン分別の責任分担圏を完全に掌握して、神の愛の不動姿勢をもって立っているのです。サタンはどうすることもできないのです。サタンは打てば打つほど問題が起きてくるのです。打てば打つほどサタンが損害賠償を支払わなければなりません。そのように、先生を中心として、子女を中心として、個人的に、家庭的分野、氏族的分野を復帰してきたのです。皆さんもそうでしょう?個人の伝道期間、家庭を動員した伝道期間、それから勝共運動を中心としての国家を代表できるカイン・アベル圏です。統一教会をアベルとして、勝共運動がカインとなって、これらを一つにすることによって、カイン圏がアベル圏に屈服したという立場を立てたのです。そして現在、国家をカイン圏に立てて吸収するということをやっているのです。これが最期です。カイン・アベルが一つのアベル圏となったので、兄弟が一つのアベル圏となったので国家を動かせるのです。ですから、打たれれば打たれるほどもっと発展していくのです。あなた方も知っているように、先生がアメリカの基盤をつくって、世界の基盤をつくって、アメリカを中心とする攻撃に受けて立ったのです。「攻撃しなさい」と。彼らは攻撃してありとあらゆることをやって、最期には先生を牢獄にまで入れたのですが、最終的には完全に自分の立場を譲らなければならなくなり、アメリカ自体が屈服する段階にまで入ってきたのです。

 

・責任分担完成と絶対的なる神に対する愛
縦的な蕩減条件。まずこれを知らなければなりません。それから横的な蕩減条件です。この二つの条件を成立できなければ、環境的にサタンを分立することができません。これが原理です。
皆さん分かりましたか?36家庭もみんな悔い改めなければなりません。先生はこのことをはっきり教えることのできる日を待っていたのです今日、アメリカにおいてカインのグループをつくって立たせたので、アベルを引っ張っていけるようなカインをつくって立てたので安心しました。ですから今これを教えてあげれるのです。
先に出かけたカインの群れの活動はアベルに協助するようになっていますか、それともアベルに反対するようになっていますか?あなた方は、これから任地に戻ってから「あなたはカインで、私はアベルである」ということを言ってはいけません。彼らよりも熱心に活動し、彼らから尊敬を受けるようになってから言えることなのです。その時になって、初めて「自分がアベルである」と言えるのです。はっきり分かりましたか?これまではぼんやりしていたことでしょう。蕩減条件という話は壇上での話として教えてきたが、それが現実どのように適用されるかは知らないで今までやっていたのですね。先生がいればこそ、今日までどうにかなってきたのであって、もし先生がいなかったらみんなサタン世界になってしまったことでしょう。分かりましたか?この中の韓国の群れ!内的蕩減条件は何と言いましたか?それで何をするのですか?「サタン世界よ迫害してみなさい」「打ってみなさい」もし打てば私があなたを占領します。それは何でもってかというと、愛の力でです。神の真なる能力でもって、神が共に成してくださるのです。ここは、神様が共に成してくださっているのです。「やってみなさい」本当に神様が共に成してくださるのかどうか。先生は獄中で拷問を受ける立場においても、このことを忘れることなく戦ってきたのですそうすることによって分別されていったのです。これは理論的なことです。他に方法はないのです。内的な八段階と外的な八段階、内的蕩減条件と外的蕩減条件。あなた方はこのことをはっきり知らなければなりません!

 

・統一教会の開拓精神
統一教会の開拓は神様が先にやりましたか?先生が原理をもってやったのです。ですからこのようになってきたのです。先生が祝福を受けたのは洗礼ヨハネがイエス様から祝福を受けたのと同じです。ある霊通人を通して「あなたはこの世において一番びりの僕の僕である」と言われて、そこから僕へと上がっていったのです。そのようにして祝福を復帰したのです。そして霊界から「レバレント・ムーンは僕ではなく養子である」さらに「養子ではなく庶子である」と言うのです。また「庶子ではなく直系の子女である」と言うのです。そのことを女性がするのです。それでその女性が「レバレント・ムーン直系の子女ではなく、父親になる。そして私は母親になる」と言うのです。僕の僕から僕、養子と、悔しい思いをしたように、代わりにあなたがその環境を受けなさいというのです。
それで霊界と肉界が一つになる過程を経て、最期には「神の国の総理大臣となる」さらには「天上の総理大臣にまでなる」と言うのです。それから「神様と一体である」その時になることを知って訪ねていくのです。地上の世界を手中に入れていくのです。ただでサタン世界が退くとでも思っているのですか。ただ天と地を占領すればサタンが譲るとでも思うのですか。どうすることもできない(父母なる神様の愛)原理、原則にぶつかったために、サタンは退くのです!何の話か分かりますか?あなた方もこれを見習いなさい。あなた方も分かりましたか?ここにいる皆さんがアベルですか?アベルとは父母なる神様と一つになって、父母の心と生活に通じていなければならないのです。あなた方はそのようなアベルですか?では、蕩減条件がなぜ必要なのか、サタン分別するのになぜ蕩減条件が必要なのかということがはっきり分かりましたか?もう一度聞いてみますよ。蕩減条件がなぜ絶対必要なのですか、それとも無くてもいいものですか?この道のとおりに歩みなさい。この道のとおりに行けば、教会はここから発展するのです。そうなれば、統一教会に反対する人はいなくなるでしょう。今はすべてが熟してきているので、収穫さえすればいいのです。

 

 

 

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